横浜 鶴見 歯医者 北村歯科
これまでは、歯のかぶせものに関して 自由診療では *メタルボンドクラウン(冠) *ジルコニアクラウン(冠) の2本立で、自由診療のクラウン(冠)に対応してきましたが 2013年下期より ジルコニアクラウンを導入することにいたしました。 オールジルコニアクラウンは ジルコニアジャケットクラウン ジルコニアコーピングクラウン などと呼ぶこともできると思います。 一部では アプリコットクラウン とも呼ばれています。 |
逆に、従来の手法を ジルコニアボンドクラウン ジルコニア築盛クラウン ジルコニアレアリングクラウン と呼ぶこと、もできると思います。 |
オールジルコニアクラウンと ジルコニアボンドクラウンの違いは ジルコニアボンドクラウンは コンピュターでスキャンして作った フレーム(コーピングとも呼びます)に セラミック(陶材)を築盛して 焼き付けを行い さらに お化粧を施したものです。 一番の特徴は やはり 美しいことだと思います。 メタルボンドクラウンとの違いは フレームがジルコニアか金属かの違い になります。 |
オールジルコニアクラウンの場合には 単一材料で作られているので 色調が、ジルコニアボンドクラウンやメタルボンドクラウンとはことなり ジルコニア独特の色調になりますが 最近になって 原材料のジルコニアブロックの色が ある程度選べるようになりました。 |
上の歯 オールジルコニアクラウン の一例 ホワイトブロック |
下の歯です 一番右は上の画像と同じブロック色 のオールジルコニアクラウン 色の濃さは選択可能です。 |
オールジルコニアは従来の方法と比較して 小細工がで来ません(ステイン法という色を塗る方法はありますが) 2015年バーションでは ある程度、歯と近似した色になりました。 詳しくは表紙をご覧ください。 オールジルコニアクラウンは 小細工はできませんが、コストを抑えることにより 安価に、そして丈夫に作れることが特徴です。 |
若干色調に劣るというより 結晶体なのでパールのような 独特の色調があります。 綺麗でいいとおっしゃる方もおります。 個人の趣味の問題です。 |
メタルボンドクラウンなどと比較して 小細工がで来ません(ステイン法という色を塗る方法はありますが) 小細工はできませんが、コストを抑えることにより 安価に、そして丈夫に作れることが特徴です。 小細工が効くメタルボンドクラウンと 保険適応の金属クラウンは 下記をご参考にしてください。 |
@金属は嫌で、天然に近いものがいい @奥歯だから、色調は細かくこだわらないが ぎらぎら光る、金属は嫌である。 という方には、良い選択肢だと思います。 しかしながら 前歯に使うなら、ジルコニアボンドクラウン がお勧めです。 |
現時点で、自由診療のかぶせものは 1..オールジルコニアクラウン 2.メタルボンドクラウン 3.ジルコニアボンドクラウン の3種類になります。 前歯の場合には、 一番に ジルコニアボンドクラウン 次に メタルボンドクラウン がお勧めになります。 丈夫な前歯(歯ぎしりなどの癖のある人) をご希望や 安価な自由診療で前歯を作りたい場合には オールジルコニアクラウンもよいと思います。 奥歯の場合には 第三の選択として オールジルコニアクラウン が考えられます。 |
自由診療の価格に関しては 最安価クラスですが 安いから・という理由で 歯科医院選びは大きな間違えの原因になります。 かかりつけの医院があるならば その医院を大切にしてください |
参考事例として セラミック冠・前歯 セラミック冠・奥歯 ジルコニア セラミック冠 前歯・奥歯 ジルコニアボンドクラウンとメタルボンドクラウンの違い ジルコニアボンドクラウンとメタルボンドクラウンの違い2 健康保険診療と自由診療(保険外診療)に関して かぶせものの場合 |
2015年の主流になってきた HTLライトの症例です。 平均的な日本人色より 白くなります。 A2を境目を境界として それより白い場合にはHTLライト 濃い場合にはHTLミディアム という選択肢がおすすめです。 |
HTMライトに
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ジルコニアクラウン ライトカラー |
昔のパターンのような 真珠色の輝きがなくなって自然な感じが出ます。 |
台になっているのは HTLライトのディスクです。 全く塗色されていません。 咬合調整すると中身が見えます。 しかし研磨すると意外と目立ちません。 |
後日判明することですが HTLライトでは白すぎ。 HTLミディアムでA2 A3 に近づく。 天然色に近くなりましたが 標準的な日本人の色に対しては 白い感じになります。 |
近年では最も優れた 歯科材料であるジルコニアですが 2年ほど前から透過率40%以上の製品が開発され 2016には、かなり普及するようになりました。 特に歯科材料のメーカーではない 国内メーカーで優れた材質の物が開発されるようになりました。 |
2016年バージョン ウルトラハイトランスジルコニア |
ウルトラハイトランス・ジルコニア エクセレント仕上げ 初期のジルコニアと比較しても 全く別物と言っても良いほどの仕上がりになっています。 テクニシャンがステイン仕上げをしています。 |
角度を変えて撮影 ウルトラハイトランスジルコニア クラウン7番 |
試適中 手前の6番インプラントです。 上部構造はメタルボンドクラウンですが インプラントのメタルボンドは 陶材に厚さがあるために 透明感が強く仕上がりが良いことが多いようです。 出来の良いメタルボンドと比較すると ウルトラハイトランスの良さを 理解することが出来ます。 |
反対側 ウルトラハイトランスジルコニア A3-4番 VITAシェードで A3とほぼ同じ色調です。 |
前面から見て 実物の歯にかなり近くなりました。 |
両側装着 今までのフルジルコニア (オールジルコニア) と比較して、かなり自然な色調になりました。 仕上がりも良くかなりきれいになりました。 |
2013年あたりまではパール色したジルコニアが主流 2014年頃には、濃淡が選べるようになり各社から色別のジルコニアが発売 2015年になりホワイト ライト ミディアムという感じで 明度 彩度の違いのあるジルコニアが発売されてきた 2016年になり、高等明度 ウルトラハイトランスのジルコニアが 商品化されてきました。 |
下記の話題はオールジルコニアではありません
オールジルコニアとメタルボンドの比較です。
下記はオールジルコニアと 他のセラミックとの違いを見るための 参考事例です。 |
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参考事例としてメタルボンドクラウン 残念ながら、ここまでの綺麗さを求めるのは無理ですが・・・ すべてのメタルボンドクラウンは 、ハイクオリティー フルベイクと呼ばれる、 金属が見えない、フルセラミック同等の仕上げとなっています。 |
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メタルボンドクラウン 参考例その1 |
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条件がそろえば、メタルボンドクラウンでも ここまでキレイに作れます。 |
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これが健康保険の、メタルクラウン この場所はかぶせものは メタルクラウンのみ健康保険適応です。 |
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メタルボンドクラウン 参考例その2 |
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右側をメタルボンドクラウンにしたところ 思いのほか美しいので 反対側の金属ブリッジを取り換えることになりました。 |
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メタルボンドクラウン参考例 その3・小臼歯の例 |
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すべてのメタルボンドクラウンは 、ハイクオリティー フルベイクと呼ばれる、 裏側まで白く仕上げた 金属が見えない、フルセラミック同等の仕上げとなっています。 |
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裏側からみたところ |
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金属フレームにセラミックを焼き付けています |
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横から見たところ オールセラミック同等の仕上げです。 ジルコニアボンドは それ以上に美しく仕上がります。
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オールジルコニアクラウンと ジルコニアボンドクラウンの比較 |
真中の一本がジルコニアボンドクラウン 両側がオールジルコニアクラウンです。 違いは見ての通りです。 |